こんなところも衣替え!?
6月といえば、衣替えの季節。冬物をしまい、夏に向けた軽装への切り替えを行う時期です。皆さん、ご自身の衣替えはもうお済みでしょうか。
この「衣替え」のタイミングで、ぜひ一緒に見直していただきたいのが 「非常用持ち出し袋」 の中身です。服装が季節によって変わるように、災害への備えも季節に応じた調整が必要です。6月以降は気温も湿度も高まり、梅雨や台風といった気象災害が発生しやすくなる時期。避難が必要になったとき、冬の備えのままでは不便や不快感につながり、体調を崩す原因にもなりかねません。
まず見直したいのは、非常用持ち出し袋に入れている衣類です。寒い時期に備えて入れていた長袖や厚手の服のままになっていませんか。これからの時期は、吸汗・速乾性のある半袖シャツや、冷房や朝晩の寒暖差対策として軽く羽織れる長袖の服を入れておくと安心です。
また、冬の備えとして入れていた使い捨てカイロは、夏には不要になります。代わりに、冷却シートや冷感タオルなど、暑さ対策に有効なアイテムを追加しておきましょう。さらに、汗をかく量が増える季節ですので、タオルは多めに入れておくと安心です。熱中症予防のために、塩分補給ができるタブレットや経口補水液の粉末なども加えておくと、いざというときに役立ちます。
非常用持ち出し袋の見直しは、衣類や夏対策だけではありません。季節を問わず、定期的に点検しておきたいものもあります。以下の項目を参考に、備えが万全かどうかをこの機会に確認してみてください。
~季節を問わない基本の点検例~
・懐中電灯やラジオの電池は切れていないか
・アルファ米やレトルト食品などの賞味期限が過ぎていないか
・水の備蓄が使用期限内かどうか
・衛生用品(マスク、消毒用アルコールなど)は使える状態か
災害は、いつ、どこで発生するかわかりません。「いざ」というときに備えが適切でなかった、という事態を防ぐためにも、日頃からの見直しが大切です。衣替えと同じように、年に2回、季節の節目に非常用持ち出し袋の中身も見直す習慣を取り入れることで、防災への意識も自然と高まります。この6月、ご家族や身近な方と一緒に「防災の衣替え」をはじめてみませんか。