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今こそ考えよう!お金の価値が下がる未来への対策②

現在の経済の変化は、銀行に現金を預けておけばよかった時代から、個人が自らの資産を管理していく時代の訪れを告げています。

2025年8月29日に日銀が公表した「資金循環の日米欧比較」によると、米国(11.5%)、ユーロ圏(31.8%)に対して、日本の現金・預金の割合が51%と高いです。一方、投資信託・株式を合わせた割合は18.2%と、米国(54.6%)、ユーロ圏(36.2%)を大きく下回ります。日本人の資産構成が、先進国の中でも現預金などの安定資産に偏っている事が分かります。

日本は、1990年代のバブル崩壊がトラウマとなり、「投資は怖いもの」という認識が強い事なども資産形成の概念が根付きにくい要因となっています。

しかし、長年続いたデフレ状態が終わりを迎えた現在では、物価上昇率(2.9%)に対して、メガバンクの普通預金金利は0.2%程度(2025年11月12日現在)、定期預金(10年)でも0.5%と現状物価上昇率に追い付けていない状況です。

物価の上がらない時代では、100万円の価値は10年後でも20年後でも当初の100万円の価値がありました。しかし、インフレ時代では、モノの価値が上がり、現金の価値は相対的に下がることになります。

仮に物価上昇率が2%で続いたとすると、100万円の価値は10年後に122万円、20年後には148万円になる計算です。逆に、今の100万円の価値は10年後には82万円に、20年後には67万円まで目減りしてしまうことになるのです。